2018年 01月 07日
バラし |
エンジンOHのPX200GS。バラしていきます。
ブレーキは昨年にOHしたので綺麗な状態でした。
クラッチはボトムプレートの爪が変形してますね〜。 外して更に分解、点検が必要ですね。
この写真でピンと来た方はかなり触ってる人ですね。
酷い作業・・・
クラッチ奥のギヤの更に奥になにやらヘンテコなシム?が入ってました。 取り外した物の写真は無いですが手作りっぽいです。
書き続けるとかなり長くなりそうなんで作業の紹介はここまで。っで、上の写真の件ですが実はこの車両は以前のオーナーさんの時にFLの中古エンジンに積み替えたそうなんです。FLのエンジンはクラッチが通称COSAクラッチってのが付いてますがセンターの固定ナットが以前のクラッチの物と異なります。このエンジンには旧型(元のエンジンからの移植?)のクラッチが組み込まれてましたが、旧型は上のロックワッシャーを入れる為にクランクシャフトにロックワッシャーの爪用の溝がありました。FLだったかFL2だったかは記憶が曖昧ですが途中から溝の無いクランクシャフト(COSAクラッチには必要無いので)に変わったんです。このエンジンはその溝の無いタイプなんで旧型のクラッチは基本非対応です。そこにロックワッシャーの爪を曲げてまで無理矢理入れてるんですよね〜。これじゃロックワッシャーの意味がありません。なんでこんな事したんだろ?不思議ですわ。また明日作業の続き書きますね。
by 80blog
| 2018-01-07 00:34
| 整備日記